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クアルコムの次世代プラットフォーム戦略2010

[LTE/Android/Snapdragon/Brew MP/MediaFLO]

本書の概要

本書は、クアルコムの公開・配布資料を用いてその戦略を分野ごとにまとめ、クアルコムの次世代プラットフォームへのビジョンを明らかにする。

発売中

執筆者
平野正喜(ランドッグ・オーグ平野正喜事務所)
発行所
株式会社インプレスR&D
判型
A4判
ページ数
186P
発行日
2010/06/22
価格
CD(PDF)+冊子版:本体価格95,000円+税CD(PDF)版:本体価格85,000円+税
カテゴリー
IT企業
商品コード
16326
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本書の内容

■初めてクアルコムの次世代プラットフォーム戦略の全体像をまとめて解説

2010年に創立25周年を迎えたクアルコムは、全世界で16,000人以上の従業員と非常に多数の特許をもつ技術特化型企業である。特に1989年に発表したCDMA方式は革新的な無線通信技術として、世界中で活用されている。同社のテクノロジーの基礎には、最先端のチップメーカーとしての姿があり、最近では、次世代モバイルのLTEからスマートフォン(Android)対応の半導体チップに至るまで、ダイナミックに提供するキーカンパニーの1社としても注目されている。クアルコムの活躍の場はさらに広がっており、次世代携帯マルチメディア「MediaFLO」や省電力ディスプレイ「mirasol」、新世代ネットワークインフラ「SON」(Self Organization Network)、ワイヤレス充電技術「eZone」、電子書籍など、多くの分野にその技術力で貢献している。
本書は、クアルコムの公開・配布資料を用いてその戦略を分野ごとにまとめ、クアルコムの次世代プラットフォームへのビジョンを明らかにする。

■付録資料も充実

巻末には、クアルコムの半導体チップセットの商品番号による一覧と「Qualcomm Products and Services-Wireless Glossary」をもとにわかりやすく編集した用語集も加え、本書資料として十分に活用していただけるようになっている。

 第1章 クアルコム(Qualcomm)のプロフィール

1.1 クアルコムの企業概要
1.2 創立の経緯と社名の由来
1.3 現在の代表者とそのプロフィール
1.4 クアルコムの企業イメージ
 
第2章 クアルコムの次世代へのロードマップ
2.1 クアルコムのビジネスモデルとロードマップ
 2.1.1 クアルコムのビジネスモデル
 2.1.2 クアルコムの無線通信技術ロードマップ
 2.1.3 無線通信技術とGobi接続技術の新ロードマップ
2.2 米国本社が示した指針
 2.2.1 ビジネスグループと経営陣の新体制
 2.2.2 次世代のモバイルテクノロジーおよびサービス
 2.2.3 スマート・サービス・リーダーシップ・サミット
2.3 クアルコムジャパンが示した指針
 2.3.1 クアルコムジャパン山田純社長のオピニオン
 
第3章 ワイヤレスエアリンクとネットワーク
3.1 全般
 3.1.1 CDMA2000/EV-DO
 3.1.2 WCDMA/HSPAとLTE
 3.1.3 OFDMA
 3.1.4 OFDM(FLO)
 3.1.5 WLAN
3.2 HSPA/HSPA+戦略
 3.2.1 マルチキャリア化
 3.2.2 HSPA+製品群とその拡充
3.3 LTE戦略
 3.3.1 LTE Release 8までの戦略
 3.3.2 LTE-Advanced の戦略
 3.3.3 マルチモード3G/LTE対応チップセット戦略
3.4 Femtocell戦略
 3.4.1 Femtocellの位置づけと戦略
 3.4.2 SoCソリューションをベースとしたCDMA2000 Femtocellの戦略
3.5 HSPA、M2M戦略
 3.5.1 M2M技術へのアプローチ
 3.5.2 nPhase社の戦略
3.6 SON(Self Organization Network)戦略
 3.6.1 SONの必要性
 3.6.2 SONの定義と機能
 3.6.3 SONの標準化の現状とクアルコムの戦略
 
第4章 チップセットと半導体製品
4.1 半導体部門全般
 4.1.1 半導体部門の3つのマーケット
 4.1.2 クアルコムとARM社との連携
 4.1.3 クアルコムと半導体製造技術
4.2 Mobile Station Modems(MSM)
 4.2.1 MSMとNFC(近距離無線通信)テクノロジー
 4.2.2 MSMのスマートフォン向けソリューション
4.3 シングルチップソリューション
 4.3.1 QSCの状況
 4.3.2 シングルチップのWLAN ソリューション
4.4 Snapdragonプラットフォーム
 4.4.1 Snapdragonの状況
 4.4.2 ソフトウェア開発各社とSnapdragonプラットフォームとの連携
4.5 グローバル・モバイル・インターネット技術
 4.5.1 Gobiの状況
 4.5.2 第1世代GobiテクノロジーとSony社
 4.5.3 第2世代の内蔵型GobiモジュールGobi2000
 4.5.4 Gobi2000テクノロジーとLenovo社
 4.5.5 GobiモジュールのGPS機能の利用
 
第5章 Android/Windows Mobile/BREW等のプラットフォーム戦略
5.1 プラットフォーム戦略の全般
 5.1.1 Uplinq2010の開催
 5.1.2 Qualcomm Innovation Center(QuIC)の設立
5.2 BREWとBrew MPの戦略
 5.2.1 BREWの採用状況
 5.2.2 BREWリレーションシップ
 5.2.3 Brew MPの開発者サポート戦略
 5.2.4 Brew MPと主要テクノロジーとの連携
5.3 Windows Mobile/Phone戦略
 5.3.1 Windows PhoneとMSM7xxx、Snapdragon
 5.3.2 Windows Phone 7 Seriesのサポート
5.4 Android戦略
 5.4.1 クアルコムのAndroidソリューション
 5.4.2 クアルコムのOHA参加の理由
 5.4.3 AndroidとSnapdragonプラットフォーム
5.5 Symbian戦略
 5.5.1 ノキアとの共同開発計画
 5.5.2 Symbian Foundationへの参加
5.6 Java戦略
 5.6.1 サン・マイクロシステムズとのJavaの共同開発
 
第6章 モバイルTVとエンターテインメントの戦略
6.1 モバイルコンテンツサービスと「モバイルTVとエンターテインメント」
 6.1.1 クアルコムのモバイルコンテンツとサービス
 6.1.2 モバイルTVとエンターテインメントの戦略
6.2 次世代携帯マルチメディアMediaFLO戦略
 6.2.1 MediaFLOの日本国内戦略
 6.2.2 メディアフロージャパン企画の最新動向
 6.2.3 島根ユビキタスプロジェクトの最新動向
 6.2.4 米国における最新動向と戦略
 6.2.5 欧州における最新動向と戦略
 6.2.6 次世代モバイル放送技術FLO-EV
6.3 携帯電話事業者向けプラットフォームPlaza戦略
 6.3.1 Plazaスイート戦略
 
第7章 省電力ディスプレイとスマートブック戦略
7.1 省電力ディスプレイ mirasol
 7.1.1 mirasolディスプレイの製造戦略
 7.1.2 mirasolの携帯電話採用事例
 7.1.3 mirasolの携帯電話以外での採用事例
7.2 スマートブック戦略
 7.2.1 新カテゴリー「スマートブック」の提唱
 7.2.2 Androidを搭載したSnapdragonベースのスマートブックデバイス
 
第8章 その他の戦略
8.1 デュアル・マイクロフォン・ノイズ消去技術 Fluence
8.2 磁界共鳴によるワイヤレス充電技術 eZone
8.3 安全なデバイスとハードウェア
 8.3.1 QDBS(クアルコム・デプロイアブル・ベース・ステーション)
8.4 モバイルコマース Firethorn
 8.4.1 統合モバイルP2P決済ソリューション
8.5 資産管理ソリューション
 8.5.1 OmniVisionモバイル・コンピューティング・プラットフォーム
 
第9章 付録資料
9.1 クアルコムの半導体チップセット一覧表
9.2 用語集