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電子書籍ビジネス調査報告書2017

本書の概要

電子書籍市場は前年比24.7%増の1,976億円に拡大した。成長率も維持しており、2016年から2017年の一年間は電子書籍ビジネスが順調かつ確実に成長した年といえる。 多様化が進む電子書籍・電子雑誌市場が、今後さらに成長していくためには、販売だけでなく、課金や広告、ECなどと連動しながら、新たな価値を提供し消費者のニーズを創っていくことが求められるであろう。電子書籍市場規模、流通事業者の動向、ユーザーの動向、今後の展望など、電子書籍ビジネスに関する動向など、電子書籍市場の今を多角的に分析する。出版社や流通事業者、書店、印刷会社、その他さまざまなプレイヤーにおいて戦略をたてる上で重要な報告書であり、2003年から続く業界定番の1冊である。

本書のポイント

  • 電子書籍市場規模と今後の展望について徹底解説
  • 無料マンガアプリの最新動向と広告市場規模を解説
  • モバイルユーザーの電子書籍利用実態を徹底調査。クロス集計結果をExcelで提供
  • 今年で15年目を迎える業界定番の一冊

発売中

執筆者
インプレス総合研究所【著・編】
落合早苗【執筆協力】
発行所
株式会社インプレス
判型
A4判
ページ数
302P
発行日
2017/07/31
価格
CD(PDF)版+冊子:本体価格78,000円+税
CD(PDF)版 :本体価格68,000円+税
ダウンロード版:本体価格68,000円+税
カテゴリー
電子書籍
デジタルコンテンツ
ISBN
9784295002062
商品コード
500206

本書の内容

第1章 電子書籍の定義と市場規模

電子書籍の定義と多岐にわたる形態を整理。また、電子書籍の収益モデル、流通経路、価格構造を解説しています。また、電子書籍の市場規模の推移と今後の予測について、より詳細な解説を加えています。

第2章 国内の電子書籍ビジネスの最新動向

国内の電子書籍の最新動向を掲載しています。電子書籍市場を深く理解する上で必要な最新トピックスなど分析を交えながら紹介しています。また、今後の動向について展望しています。

第3章 米国の電子書籍ビジネスの最新動向

米国の電子書籍の最新動向を掲載しています。電子書籍市場を深く理解する上で必要な最新トピックスなど分析を交えながら紹介しています。

第4章 電子書籍ストア/サービスの最新動向

20の国内電子書籍ストア/サービスについて個票形式で最新動向を掲載。掲載項目は、「特徴・コンセプト」「最新トピックス」「戦略・目標」「各種戦略や施策」「タイトル数」「売上動向」「料金モデル・サービス・プラン」「ユーザープロフィール」「課題」など20項目以上にわたり掲載しています。

第5章 ユーザーの電子書籍利用実態

3つのテーマの調査を、モバイルユーザー(スマートフォン・タブレット)へウェブアンケートを行い、その結果を掲載しています。
利用率調査では、有料電子書籍の利用率や無料マンガアプリやサービスの利用率等を掲載しています。

有料電子書籍利用実態調査では、有料電子書籍利用者の利用実態を詳細に調査。購入先の電子書籍ストア、ジャンル、利用金額、購入冊数、不満点、満足度、最も利用しているストアに対する評価(5項目)、月額課金の読み放題制に対する利用意向等、昨年の調査結果からの変化も交えて分析しています。

無料マンガアプリ/サービス利用実態調査では、無料マンガアプリ等の利用者を対象に利用実態を調査。利用しているアプリ/サービス名や利用頻度、課金の有無などの調査結果を掲載しています。

特別付録

5章に掲載したユーザーの電子書籍利用実態調査のクロス集計結果をExcel形式で収録しています。

目次

第1章 電子書籍の定義と市場規模

1.1 電子書籍ビジネスの定義
1.2 電子書籍ビジネスの構造
1.2.1 電子書籍の収益モデル
1.2.2 電子書籍の価格構造
1.2.3 電子書籍の流通経路
1.3 電子書籍ビジネスの沿革
1.4 電子書籍/電子雑誌市場規模の推移
1.4.1 市場規模の推移
1.4.2 今後の予測
1.4.3 ジャンル別市場規模の内訳
1.5 マンガアプリ広告市場
1.6 紙の出版市場規模との比較

第2章 国内の電子書籍ビジネスの最新動向

2.1 電子書籍市場のこの1年間の主な出来事
2.2 電子書籍のビジネスモデル
2.2.1 有料モデル
2.2.2 無料モデル
2.3 無料マンガアプリの動向
2.4 投稿サイト・セルフパブリッシングの動向
2.4.1 投稿サイトの動向
2.4.2 セルフパブリッシングの動向
2.5 電子雑誌の動向
2.6 ストアの動向
2.7 取次事業者の動向
2.8 紙書籍のベストセラー作品からみる電子化状況
2.9 オンラインとオフライン/電子と紙の連携
2.1 電子図書館サービス提供に向けての動き
2.11 電子書籍向け端末の動向
2.12 国内市場における課題と今後の方向性

第3章 米国の電子書籍ビジネスの最新動向

3.1 市場規模
3.1.1 ビッグ5出版社の市場規模と業績
3.1.2 セルフパブリッシング市場規模
3.2 電子書籍書店の動向
3.2.1 アマゾン:Kindle Store
3.2.2 アップル社:iBookstore
3.2.3 楽天コボ:Kobo
3.2.4 バーンズアンドノーブル:実店舗+Nook
3.2.5 月額定額制(サブスクリプション)モデル
3.2.6 電子図書館
3.3 技術動向
3.3.1 IDPFとW3Cの合併
3.3.2 マイクロソフトEdgeのEPUBレンダリング機能
3.4 出版とICTの結合によるイノベーション
3.4.1 アマゾンエコー
3.4.2 VRによる教材開発
3.4.3 ウェブ誕生25周年と電子書籍のビジネスモデル
3.5 まとめ

第4章 電子書籍ストア/サービスの動向

4.1 Kindleストア
4.2 楽天Kobo電子書籍ストア
4.3 dブック
4.4 ブックパス
4.5 BookLive!
4.6 honto
4.7 BOOK☆WALKER
4.8 少年ジャンプ+(プラス)
4.9 マンガボックス
4.1 LINEマンガ
4.11 comico
4.12 めちゃコミック
4.13 コミックシーモア
4.14 ハンディコミック
4.15 楽天マンガ
4.16 dマガジン
4.17 楽天マガジン
4.18 電子書店パピレス
4.19 Renta!
4.2 eBookJapan

第5章 モバイルユーザーの電子書籍利用実態

5.1 調査概要
5.1.1 調査概要
5.2 留意事項
5.2.1 集計方法について
5.2.2 誤差について
5.3 回答者のプロフィール
5.3.1 利用率調査
5.3.2 有料電子書籍利用実態調査
5.3.3 無料マンガアプリ/サービス利用実態調査
5.4 モバイルユーザーの電子書籍利用状況
5.4.1 モバイル機器利用者の電子書籍の利用率
5.4.2 無料マンガアプリやサービスの利用率
5.4.3 電子書籍利用者数の増加率
5.4.4 利用者のプロフィール
5.5 モバイルユーザーの有料電子書籍利用実態
5.5.1 利用機器
5.5.2 購入している電子書籍のジャンル
5.5.3 利用場所
5.5.4 購入するストア
5.5.5 利用している電子書籍ストアを知ったきっかけ
5.5.6 購入先の選択理由
5.5.7 半年以内に購入した電子書籍ストア数
5.5.8 電子書籍ストアの使い分け方
5.5.9 電子書籍ストアへのアクセス頻度
5.5.10 電子書籍ストアへアクセスするきっかけ
5.5.11 1か月の平均利用金額
5.5.12 1か月の平均購入冊数
5.5.13 大人買いの経験
5.5.14 購入形態
5.5.15 電子書籍購入時の支払い方法
5.5.16 マルチデバイスでの利用
5.5.17 キャンペーンの利用状況
5.5.18 利用したことのあるキャンペーン
5.5.19 満足度
5.5.20 不満点
5.5.21 最もよく利用しているストアに対する評価
5.5.22 月額課金の読み放題制の利用意向
5.6 無料マンガアプリ/サービスの利用実態
5.6.1 利用している無料マンガアプリやサービス名
5.6.2 利用している無料マンガアプリやサービス数
5.6.3 無料マンガアプリやサービスの利用頻度
5.6.4 無料マンガアプリやサービスの1回あたりの利用時間
5.6.5 無料マンガアプリやサービスの利用のきっかけ
5.6.6 利用している無料マンガアプリやサービスを選んだ理由
5.6.7 無料マンガアプリやサービスでの1か月の課金金額
5.6.8 無料マンガアプリやサービスで読んだマンガの単行本購入経験
5.6.9 無料マンガアプリやサービスで経験のある行動

調査概要

■電子書籍の利用率調査

  • 調査対象 :コロプラ スマートアンサーの保有するモニター
  • 有効回答数 :12,173サンプル
  • サンプリング :性年齢階層別スマートフォンでのインターネット利用人口構成比に可能な限り整合するように抽出
  • 調査手法 :スマートフォン・タブレット上でのウェブアンケート
  • 調査期間 :2017年6月22日(木)~6月28日(水)



■有料電子書籍利用実態調査

  • 調査対象 :上記の利用率調査で有料の電子書籍を利用していると回答した人
  • 有効回答数 :1,480サンプル
  • 調査手法 :スマートフォン・タブレット上でのウェブアンケート
  • 調査期間 :2017年6月28日(水)~7月3日(月)



■無料マンガアプリ/サービス利用実態調査

  • 調査対象 :上記の利用率調査で無料マンガアプリ/サービスを利用していると回答した人
  • 有効回答数 :1,026サンプル
  • 調査手法 :スマートフォン・タブレット上でのウェブアンケート
  • 調査期間 :2017年6月29日(木)~7月3日(月)